ひろとしのチャレンジ!ブログ

主に「KIRBYストーリー」に関することを書いてます。くだらない日記も結構書いてます。コメント貰うと喜びます。←もちろんコメ返させていただきます。

2011-01-01から1年間の記事一覧

KIRBYストーリー Another“炎と氷”94

「リファイム、国王達は見つけたか!?」「大臣!王子と姫はこちらに」 ルックが姿を消した直後、王国の大臣が血相を変えて走ってきた。傷だらけの2人を見て涙を流している。 「泣いてる場合じゃありません、まだ国王と王妃は見つかってないんですよ?」「う…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”93

「これは………」 王国衛兵部隊隊長、リファイムは目の前に広がる荒野を見て立ち尽くしていた。 「一体何が起こったっていうんだ…………王国も、何もない……」 安全といえる場所まで国民を避難させ、すぐに王国へ戻ってきた。しかし、すでに戦いは終わり、そこには…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”92

ー何が起こったんだー それは、一瞬の出来事だった。 マグナの元へ急ぐフレアとスノーは、突然の地鳴りに戸惑い、足を止めた2人が見たのは、全てが破滅に飲み込まれていく光景。破滅を前に足がすくみ、体が動かない。その力は何もかもを飲み込んで2人に迫る…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”91

大きな破滅の力が炎の龍を包む。一瞬にして龍が消え去った。そして、ルインもマグナもその破滅の中にいた。 (なんという力!!くそっ、一気に飲み込まれる………!!)マグナの体も、さっきの炎の龍と同様に消えていく。少し離れた位置で、ルインも同じく消滅し…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”90

あらゆるものを吹き飛ばす台風の中で、“炎帝”は立っていた。「バカな………!?“台風衝破”の中で立つなんて、不可能だ!!」さすがに動揺を隠せないルインに、マグナはかすかに笑った。「お前に1つ、教えてやろうか…………台風の中心には目がある」「!!…………一瞬…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”89

“紅蓮の炎”で作り出した刃が砕け散る。その破片を飲み込むように、凄まじい光線がマグナに襲いかかる。「これで、全て終わりだァァァ!!」ルインがそう叫んだ瞬間だった。 光線が軌道を変え、マグナを避けるようにカーブしたのだ。「何ィ!!?」「甘く見て…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”88

「やはりダークマターの………!そのおぞましい狂気、懐かしいな…………」「懐かしい?お前、ダークマター族と戦ったことがあんのか」「ああ、3年ほど前に王国が襲撃された………!」マグナの顔が曇る。わずかに怒りがこもったような顔だった。「奴らの狙いは今もわか…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”87

肉を頬張ったまま、ひたすら荒野を走る。一体どこを走っているのか、何もないからわからないが、スノーは何も言わずにフレアの後を走っていった。 「くそ………まだ見えねェな………」フレアが呟いたとき、スノーはついにそのことを聞いた。「フレア、本当にこっち…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”86

八頭の龍がルインを睨み、何もない大地が龍の咆哮で揺れている。「てめェ………一体どうやって“スーパー・ノヴァ”をかわした……!?」「かわしちゃいねェよ」「何だと……!?」 驚くルインにマグナは話し始める。「お前が出した球体と俺の間には、“火山壁(ボルケ…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”85

何もかも消えてしまった。 全てが無くなった大地に1人、ルインは立っていた。 「くくく……これで終わりだ…………!だが、マグナとベル、あとゼウスも消えちまった………あいつらの力欲しかったんだけどな………」「………っ……」「!?」 何かの気配を感じ、振り向く。しか…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”84

ルインの体から小さな球体が無数に飛び出す。「視力の衰えたお前にこれを避けることはできるか?“虚無の雨(アンチ・レイン)”!!」球体が空に舞い上がり、大きくなって降り注ぐ。 「避けるつもりはねェ………!」両手から炎が噴き出す。「“火山嵐拳(ボルケーノ…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”83

「おいおい………なんつう地獄絵図だ、これ………」男は目の前の光景に呆然としていた。 「……お前にとっては………確かに………地獄だな……」そう言うマグナは相当息があがっている。さらに先ほど受けた攻撃で視力もほとんど失っている。 「へへっ、確かにな。だが、どれ…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”82

大量の血が頭から流れ出て少しずつ意識が遠のいていく。立つのに精一杯、サラマンドラも見当たらない。 「俺の名はァ………!」男の声が聞こえる。近くにいるのはわかるが、姿が見えない。 「……ル…」ダメだ、聴力までイカれてきた………。あいつの名前……聞きそびれ…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”81

………ピピピピ…………ピピ……… 煙の中から聞こえてくる機械音。 「おい、スノー……さっきの、聞いた?」「ええ、侵入者扱いね……私たち」音が聞こえてくる方向を見つめながら自分たちの立場を確認した次の瞬間、 ーーーーピュンッ 2人の間を何かが通り抜けた。そして…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”80

しばらくの間、2人は空を見つめていた。紫色の空、青い雲、赤い草原。その他には何もない。何の音もない。風も吹かない。 「………何かモヤモヤすんなぁ〜」「それより、目がチカチカしてきた………こんな場所、早く出ましょ!」「出るったって、どうすりゃ………お?…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”79

地盤が砕け、土砂崩れが起こる。数時間前、森だった場所が跡形もなく崩れていった。 「ハァ…………ハァ………ゲホッ!」その光景を見下ろしながら、マグナは苦しそうに血を吐いた。「フェードのかぎ爪からシェードの衝撃波か………。なんつー恐ろしい組み合わせだ……………

KIRBYストーリー Another“炎と氷”78

「風拳に炎で消せない水か………ひでェ奴だな」「それだけじゃすまねェぜ?お次はこいつだ!!」男の右手から飛び出したのは、黒く輝くかぎ爪だった。 「まさか……!シェード…!?」「“邪神のかぎ爪”………」先程の水の攻撃で大きなダメージが残っているのか、体が…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”77

森の外れ。そこからは遺跡を見下ろすことができる。しかし、今、その場所は森ではない。何もない。 「そうだ、ここだったな」男が何もない地面を歩く。そして、氷づけのクロウを発見した。 「それにしても頑丈だな。クロウも氷も。“スーパー・ノヴァ”を至近…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”76

「…………つまり」「そういうことだ」「おい!心を見るのやめろ!」 あらゆるものを見透かす力“千里眼”。その力に苛立つマグナ。「気付かれないように距離を取っていたとはいえ、俺の“千里眼”でも見透かすことができなかった。しかし、奴は確かに戦士たちを取り…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”75

「陰の狂戦士………」男は遺跡で倒れているシェードを見つけた。全身にひどい火傷を負っていて、息は止まっていた。「また派手にやられたもんだ………まあいい、これで4人目、あとはクロウだな………」 男がシェードに手をかざし、闇の穴の中に引きずり込んだ。「…………

KIRBYストーリー Another“炎と氷”74

2人を睨み付ける八頭の大蛇が一斉に雄叫びをあげる。「“この姿”で“八叉大蛇(ヤマタノオロチ)”はマズいか………パワーが強すぎるな………俺が王国をぶっ壊しちまう」 その姿を2人の男は呆然として見ていた。「なんなんだよ、あれ………」「相当強いどころじゃねェ………!…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”73

「“無限刀閃”が……当たらない……!?」「あいつ……最小限の動きだけで斬撃をかわしている………流石、“炎帝”と呼ばれるだけのことはあるな」「その筒を渡してもらおうか………!“火山拳(ボルケーノナックル)”!!」無数の斬撃が凄まじい炎で吹き飛ぶ。「うおっ!?」…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”72

「“フリーズブースト”!!」スノーが2人の間で叫ぶが、何も起こらない。「え?」「危ねェ……危機一髪だ………」「ど、どういうこと……!?」 スノーの“フリーズブースト”は、大きな筒の中に消えていった。男が筒に栓をしながらスノーを見る。「やっぱりな。さっき…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”71

大きな爆音を聞き、王国に向かう者が3人いた。 「フレア、スノー、2人共無事でいてくれよ……!」1人はもちろんマグナ。体に炎を纏い、凄まじいスピードで王国へ走る。 「あいつら、やっと始めたか。マグナも向かってるだろうな………なら、俺も行くとするか」全…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”70

敵は2人。1人は右手に刀、もう1人は背中に大きな筒を背負っている。「さっきの爆発は……ハァ……あの刀持ってる方がやったみてェだな………ハァ、ハァ………」「おいおい、大丈夫か?相当疲れてるな。傷も多いし、俺はああいうガキの世話は苦手だ。頼んだぜ」「これは…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”69

「ゼウスも死んだか………これで全滅、おっと、俺がいるか……」不敵に笑うその男は、頭の包帯を外し、ゆっくりとその中の目を開く。「さて……まずどこから行くか………王国には奴らが行ってるだろうから、まずはマグナからだな」 男の周りには何もなかった。そこにあ…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”68

トライデントが雷となって消え、ゼウスが倒れる。マグナは複雑な表情を浮かべてその場を後にした。 「すまんな、グレン」「……あれはノヴァの影響か?」「?」「最期のあやつの顔……」「………!!」 人一倍プライドが高いゼウスが自ら敗北を認め、自分のことを“…

もうすぐ朝だww

みんな、おはよう!← いや、お久しぶりです(殴 なんと、1ヶ月半の放置wwそしてこんな時間の更新www 夕方うっかり寝ちゃって、眠れないからテスト勉強してたらこんな時間だぜ!← テスト勉強の他にも、うごメモとかうごメモとかうごメモとかやってたけどさww …

聴いてみるべし!

どーも、ひろとしです! 春休みも終わって新学期。わくわくするし、もっと休みが欲しいとも思うwwまあ、学生の仕事は勉強だからね!仕方ないよ(-_-;)← さて、今日は僕がオススメするアーティストの紹介でもしようかな、と。 ちなみに、ほとんどの人が知らな…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”67

次の瞬間、マグナの姿が消えた。「!? 速ェ!」その速度は、雷を操るゼウスでさえ、目で追うことができなかった。 「お前が“ノヴァ”を使うというのなら………!」どこからか、マグナの声が聞こえる。「俺は……先人の力をもってお前を倒す!」「先人………まさか、…