「………ったくルインの奴、“ノヴァ”まで使うほどだったのか？まあ、少なくとも2割で勝てるとは思ってなかったが」黒雲の中から爆発を眺めていたゼウス。それと同時に下から飛んでくる者の気配に気付く。 「ちっ、来やがったな！堕ちろ！！」黒雲から雷が降り注…

「はあ………はあ……やったか………」ウインドの前には、少年が倒れていた。 「…………………ケケ、強いなぁ………でも、ボクだって負けてないよ…………」「……ぐうぅっ！！こ、これは……！？」ウインドも突然の激痛に倒れる。「ケケケケケ………ボクは最後の一発でお兄さんの体内に…

「フレア……どうしたの………？」スノーが心配そうに見つめる。フレアは森があったところをじっと睨んで動かない。 「ねえ、フレ……」「スノー……」もう一度呼びかけようとした声を遮って、フレアがスノーを呼ぶ。 「………何？フレア………え……？」顔を見ると、フレアの…

さあ、タイトルをスルーして本題に入りましょう！ww 久しぶりに普通の日記wwブログの説明にも書いてる。「………たまに日記ww」 うん、これでいいんだ。うん。← さあ、壊れかけのひろとし(わかるかな？)は今、テストに追われています(-_-;)4日もやるかい！？ま…

足から徐々に体が凍りついていく中で、最後の力を振り絞るかのように右手にエネルギーを溜めていくルイン。 「お前が破滅を迎えるのが先か、俺が凍りつくのが先か………答えは前者だぜ？氷の女王、ベル……！！」勝ち誇った笑みを浮かべるルインの体は半分以上凍…

「へぇ……シェードを倒すとは……なかなかやるじゃねェか、お前の子供たち……って、何してんだ？」ルインがベルに言うが、ベルにはそれを聞くことはできなかった。ベルを中心に冷気が渦を巻いている。小さな声でぶつぶつと何かを唱えている。 「………てめェ、まさ…

爆煙の中で、フレアは立っていた。体に傷はない。「どうだ、シェード……俺の炎が……お前の衝撃波に勝ったんだ……！」「サッキノ炎……マサカ、“紅蓮ノ炎”……！？実在シタノカ………！？」「それにしても、この炎すげェな……！力がみなぎってくるのはこの炎の力か……！」…

2つの爆撃が起こす爆発は遺跡にいた者全員が気付いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー遺跡の一角で戦うウインドと毒の少年はほんの数km向こうで起こった爆発に飛ばされないようにしていた。 「なんだ！？」「ケケケケケ、すごい爆発だね〜。それ…

「……この感じ………さっきと同じ……力がみなぎってくる…………！！」両手で剣を持ち、強く握り締める。 「死ネェェッ！！」シェードの邪神のかぎ爪がフレアの背中に襲いかかる、その瞬間…… 「うおぉぉぉぉぉ！！！！」フレアが力任せに剣を横に払い、衝撃波を吹き飛…

どす黒い水たまりからシェードが姿を現す。その姿はフェードと変わりはない。「ククク……ガキッテノハ、口ダケハ達者ナモンダ…………オ前、誰ニ口ヲキイテンダ？」「フェード？シェード？あれ、どっちだっけ？w」フレアがおどけて答える。「フレア、あまり挑発し…

フレアは廃墟に上って高い位置から辺りを見回していた。「フレア〜、何か見える〜？」「………………気のせい……だよな…………？今、毒が見えた………」「毒…………！？」「でも、一緒に風が強く吹いてる…………父さんが行った方向だ」「お父様を倒した相手が、誰かと戦ってるっ…

頭の包帯に手をかけるルイン。「仕方ねェな……見せてやるよ、本当の破滅を………！」そう言って包帯をほどいていく。 「…………………！？」ベルが見たのは包帯を取ったルイン。その額には………… 「…………目……！？」閉じられてはいるが、確かにそこには大きな目があった。…

「ケケケケケ……こっちだよ〜」「くそっ、ちょこまかと………！」ウインドは少年の素早い動きに翻弄されていた。「おいかけっこ、楽しいね〜」「本当に遊びのつもりなのか？遊びで毒を使うのはどうかと思うが……」 その瞬間、ウインドは足下に気配を感じた。「甘…

「おっ、来た来た」ルインの目にベルが映る。ベルもルインに気付いて足を止める。 「……あなたは………」「そういや、初対面だったな。俺の名はルイン。以後よろしく………とは言っても、もう会うことはないがな」「………あなたも、ゼウスの仲間なの……？」「そうだ、…

「ルック………？」スノーは姿が見えない相手に問いかける。「……何で私の名前を………？」「見たからだよ」「え？」「お前の心を見た。声に出さなくたって俺には相手の考えが目に見える」 スノーには言っている意味がわからなかった。自分の考えが相手には筒抜けだ…

毒が与える激痛、麻痺していく感覚、右手を見た後、ウインドは少年を見る。少年の体をうっすらと毒のベールのようなものが包んでいた。「驚いたな………確かに毒を纏っている」「ケケケ……もうその右手は使えないよ。ボクの毒は体内に侵食することはないけど、解…

ONE PIECEのキャラ、考古学者ニコ・ロビンの誕生日！おめでとうロビン！！ さあ、話を本題に移しましょう←(°□°;)ww 今日はずっと絵を描いてました。そこ、可哀想とか思わない！wひたすらカービィ達を描き、気がついたら朝…………(え、昨夜からの話だったの！？ …

「………フレア！」廃墟の中で休んでいたスノーはすぐにフレアの負傷を感じ取る。「助けに行かなきゃ………あれっ？」立ち上がろうとしたスノーは自分の体に力が入らないことに気付く。魔力も残っていない。 「どうやら、限界のようだな……」突然聞こえてきた声に辺…

「遅ェよ、ガキ」手に取ったトライデントをフレアの背後から投げつける。それにタイミングを合わせて後方宙返り。なんとか避ける。しかし、トライデントの先にはまたゼウスが待っていた。 「空中じゃまともに動けねェなァ〜」ゼウスがトライデントを掴み、す…

とにかく豆をまけ〜！！ どーも、おはようございます(早ぇwww昨日、気がついたら寝てたためにこんな時間に目が覚めましたww 久しぶりに日記です。Anotherが更新を埋め尽くしておりますΣ(°□°;)うごメモもやんないとなぁ(-_-;) あ、そうだ！今日休みだから描け…

「熱ィな…………それにしても、まさか雷槍が破壊されるとは………予想以上にその力が馴染んでいるな………」「本気で来いよ。これは“四帝”を超えるかもしれない力なんだろ？証明してみようぜ」「生意気なガキだ」ゼウスが小さく笑う。 と、突然空に黒雲が広がっていく…

体が軽い。自分でも信じられないスピードでフレアは遺跡を疾走していた。 「誰かと思えば、まさかお前が……」頭上から聞こえる声。フレアには聞き覚えのある声だった。「…………。今急いでるんだ。後にして」「マグナの下へ行く気か」「！」ゼウスもマグナがウイ…