ひろとしのチャレンジ!ブログ

主に「KIRBYストーリー」に関することを書いてます。くだらない日記も結構書いてます。コメント貰うと喜びます。←もちろんコメ返させていただきます。

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

KIRBYストーリー Another“炎と氷”82

大量の血が頭から流れ出て少しずつ意識が遠のいていく。立つのに精一杯、サラマンドラも見当たらない。 「俺の名はァ………!」男の声が聞こえる。近くにいるのはわかるが、姿が見えない。 「……ル…」ダメだ、聴力までイカれてきた………。あいつの名前……聞きそびれ…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”81

………ピピピピ…………ピピ……… 煙の中から聞こえてくる機械音。 「おい、スノー……さっきの、聞いた?」「ええ、侵入者扱いね……私たち」音が聞こえてくる方向を見つめながら自分たちの立場を確認した次の瞬間、 ーーーーピュンッ 2人の間を何かが通り抜けた。そして…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”80

しばらくの間、2人は空を見つめていた。紫色の空、青い雲、赤い草原。その他には何もない。何の音もない。風も吹かない。 「………何かモヤモヤすんなぁ〜」「それより、目がチカチカしてきた………こんな場所、早く出ましょ!」「出るったって、どうすりゃ………お?…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”79

地盤が砕け、土砂崩れが起こる。数時間前、森だった場所が跡形もなく崩れていった。 「ハァ…………ハァ………ゲホッ!」その光景を見下ろしながら、マグナは苦しそうに血を吐いた。「フェードのかぎ爪からシェードの衝撃波か………。なんつー恐ろしい組み合わせだ……………

KIRBYストーリー Another“炎と氷”78

「風拳に炎で消せない水か………ひでェ奴だな」「それだけじゃすまねェぜ?お次はこいつだ!!」男の右手から飛び出したのは、黒く輝くかぎ爪だった。 「まさか……!シェード…!?」「“邪神のかぎ爪”………」先程の水の攻撃で大きなダメージが残っているのか、体が…

KIRBYストーリー Another“炎と氷”77

森の外れ。そこからは遺跡を見下ろすことができる。しかし、今、その場所は森ではない。何もない。 「そうだ、ここだったな」男が何もない地面を歩く。そして、氷づけのクロウを発見した。 「それにしても頑丈だな。クロウも氷も。“スーパー・ノヴァ”を至近…